腹筋の話
結構TVでも簡単エクササイズやこれだけで痩せる!などといった運動に腹筋トレーニングが多く入っています。
しかし実際のところ足と腹筋を10分間トレーニングしたところ、その消費カロリーは2〜3倍の差があるので、脂肪を燃焼させ痩せるなら脚のトレーニングをたくさんした方が良いと言えます。。それは当然のことで脚の方が圧倒的に筋肉量が多く、消費カロリーが高いからなんですね。
では何故腹筋ならトレーニングをするのか、それは成長ホルモンが関わってきます。
筋肉は動かし適度に疲労するとその部位から成長ホルモンの分泌が促されます。それによって筋肉が発達するわけです。そして筋肉は発達すると最初は締まっていきます。そこからさらに適度なトレーニングを重ねる事で筋肉量がアップし,いわゆるマッチョ、ゴリマッチョ体型に近づいていくわけです。
この最初の筋肉が発達して締まる、ということが大切で、締まった筋肉は細く,メリハリのある体型を作ります。
ですので脂肪が仮にある程度落ちていなくてもしっかりと筋肉が発達していると身体をスマートに見せやすいのです。
ですので厳密にはそういったお手軽エクササイズのいう「痩せる」というのは鍛える事で鍛えた部位が締まり、結果的に「痩せて見える」という意味合いも入ってくるかと思います(勿論摂取カロリーよりも運動消費カロリーが高ければお手軽エクササイズでも必ず痩せます)
ダイエットには目的が多々あると思います。脂肪を落として体を軽くする減量目的,体調改善のための健康目的、見た目の美しさを保つ美容目的など特に最後は女性はより重要視され、その美しさを得る為にもくびれたウェストを欲する方もいるでしょう。
その時いくら減量効果があるといって脚のトレーニングをしても必ずしもくびれたウエストになるとは限らないのです。
どこを美しく見せたいかと考えた時,勿論脂肪燃焼のための運動をしつつ、その部位を鍛える事でより一層満足のいくシルエットを手に入れやすいです。