リバウンドの話し
リバウンドとはどのような状態をいうのでしょうか。
簡単に言うと「防御反応」です。
減量やダイエットにおいて,急激に食事制限をし,運動を過度におこなうと勿論体が細くなっていき一時的な痩身効果を得られます。しかし、急激にやってしまうのが肝です。身体はそのとき、「食事がまともに摂れなくなり,運動をしなければいけない状態だ」と勘違いします。これが長期間続けば死に繋がる危惧した身体は、運動に対してのエネルギー消費は抑え、また栄養が得られた時に吸収力を高めて太りやすく,痩せにくいように体を作り替えてしまうことをリバウンドというのです。
エネルギー消費を減らす、というのは体に存在している脂肪やグリコーゲンなどの蓄えが簡単には分解されないようホルモンや消化酵素を操作されることで起こります。
これによって痩せにくくなり,自律神経の乱れや精神的な不安定感が生まれ、そもそも運動をすることが億劫になるのです。
極め付けに食事制限による急激な減量は筋肉の分解も引き起こすので筋量が低下し,痩せてもガリガリで不健康な痩せ方にしかなりません。また筋肉が減るということは基礎代謝も下がるため、二重にも三重にも体は太りやすくなるのです。
このようにリバウンドで起こることは
・一時的な体重低下と痩身効果
・不健康に見える痩せ方(ガリガリの身体・肌荒れなど)
・代謝の低下、筋肉の低下
・精神的不安定
・痩せにくい体質の形成
このようにリバウンドを起こす痩せ方はメリットに対してデメリットが大きいのでやめた方が良いと言わざるを得ません。