適度な運動量の話
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2022/09/17
ブログ
運動は自分の許容量を変えるとオーバーワークになり,軽度のものは軽い酸欠による立ちくらみやめまい,腹痛などを引き起こし,酷い場合は関節の怪我や筋断裂、重度の酸欠による失神嘔吐などを引き起こします。ですが、中々適切な運動量というものは分からないものです。
研究によるとそれぞれ間に小休止を挟んで1時間やるものとして,
HIIT運動などの激しい運動の場合は週1〜2
無酸素運動(ウェイトなど)は週3〜4
ランニング週4〜5
ダンス,柔軟体操など週5〜7
というのが目安です。あくまで目安で,特に筋肉痛を伴わなかったり,体調が良かったり、疲労を感じない場合はこの目安の限りではありません。
逆に学生時代は何をやっても大丈夫だった、毎日やらされても平気だったという方もいらっしゃると思いますが,10代は成長期、動かなくても体が成長し続け,筋肉や関節もどんどん発達していくため回復力が成人後の比ではなく,実際きつくても成長期補正がかかっていたことで大丈夫だったということを加味して下さい。決してあなたが衰えたわけではありません。回復能力という10代の固有能力が喪失しただけです。
ですのでひさしぶりに運動を始める際は,学生の頃の思い出は思い出として考え,全く別の身体を扱っているものとしてもう少しやれるな、くらいで切り上げて段々とペースを上げていきましょう。